fc2ブログ
 

あかね雲

2015年10月の更新履歴 [前月]  [次月]

2015/10/27
黄金の王子と闇の悪魔 番外編短編集] 愛せることの幸福
2015/10/27
硝子の瞳のあなた] 27 墓参り(完)
2015/10/27
硝子の瞳のあなた] 26 一緒に、幸せになろう
2015/10/27
硝子の瞳のあなた] 25 初めての怒り
2015/10/27
硝子の瞳のあなた] 24 過去との再会
BACK|全1頁|NEXT

黄金の王子と闇の悪魔 番外編短編集] 愛せることの幸福

 概要: ※時期的に二巻と三巻のあいだ。ジョカ視点の小話です。同人誌を読んでなくても大丈夫です。  ジョカにとって、リオンは本当に救いの光そのものなんですね……。  pixivに投稿していたものを、こちらにも収録しました。  愛することは、簡単なようで難しい。  まして、己の命よりも愛しいと確信できるほどに誰かを愛することは、とてもとても難しい。  愛さなければならない相手を愛せないなど人の世には数多(あまた)転がって...

硝子の瞳のあなた] 27 墓参り(完)

 概要:  生まれ故郷の町は、記憶と変わらない姿でした。 一般的な街とおなじ造り。分厚い街壁に囲まれ、街道に接続した大門が大きく開かれて活発に人が行き来しています。 街道をそのまま行けば街の大通りに入り、そして大通りをずっといけば魔術学校があります。 記憶と変わらぬ佇(たたず)まい。 あなたはその様子にふと微笑み、そして笑える自分に気づいて背後のぬくもりに頬を寄せます。 そして小路に入り、何度か曲がって住宅街...

硝子の瞳のあなた] 26 一緒に、幸せになろう

 概要:  一段落したのち、あなたは謝意を伝えました。「蛇、有難う、私を止めてくれて」「え? そいつ何したの?」「ダリルに危険が迫っていることを教えてくれた。あと、私がルテルクスを殺そうとしたのを止めてくれた」 ダリルはまじまじと蛇を見つめました。 今、ふたりは騎獣の背にゆられながら、辺境の町へ向かっているところです。 騎獣に乗れないあなたはいつものように、ダリルの胸にすっぽりと抱かれていました。そのあなた...

硝子の瞳のあなた] 25 初めての怒り

 概要:  これまで生きていて、感じたことのない熱いうねり。腹の中心にぞろりと溜まり、頭を灼熱してまともに考えられなくするもの。 ――怒りを、あなたは感じていました。「ダリル」 呟きは、空気に解けて消えました。 ダリルがいたのは、変哲もない一軒家です。魔法が無ければ、とても見つけられなかったでしょう。 あなたは家の鍵をぶち壊し、ダリル目指して一直線に進んできました。――そして見たのは、手枷足枷をつけられ、顔にた...

硝子の瞳のあなた] 24 過去との再会

 概要:  あなたが駆け回るより一時間前。 ダリルは王都の東に位置するとある家屋に連れ込まれました。 ダリルとしても、自分の今の状況は分かっていました。金貨何十枚分にもなる竜種をつぎつぎと仕留めてギルドに持っていくのです。しかも、ダリルのようなまだ駆け出しのひよっこが。 目立たないはずがなく、噂にならないはずもありません。 それだけに彼は気をつけていました。 真っ先にあなたには隠蔽効果のあるローブを買って渡...
BACK|全1頁|NEXT