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あかね雲

□ ハンター感想 □

ハンターハンター355話「爆破」感想

<あらすじ>
天空闘技場で、ヒソカVSクロロ ぱーと5!
追想のかたちでクロロのトリックをヒソカが答え合わせする。
ヒソカがクロロの作った人形を駆除していくなか、ヒソカの手が爆破され!?

<感想>
 今回は親切ヒソカの読者向けネタばらし回でした。
 いや、えーと、まあ前回の予想ですが(冷や汗)。
 一言で言えば、大外れ。

 前回の大外れ考察の中でもいちばん大きいのは、つがいの破壊者は「両手をフリーにしなきゃそもそも発動すらできない」のではなく、「片手でも発動はできる」(ただし、片方しか刻印できないけど)点ですね。
 私はてっきりそもそも発動すらできないものかと……イタタタ。
 そして、片手だけの刻印であっても人形は消えなくなる……と。

 プラスとマイナスの刻印をそろえるには、一旦人形に刻印してから本を消し、また改めて番いの破壊者を発動させればいいのでひと手間ではありますが障害ではありません。これが公式のファイナルアンサーでしょう。


■ヒソカの鬼面、ヤバい。
 冨樫先生って、ほんとに画力はすごいんですよね……。
 何の台詞もないこの一コマだけで、ヒソカの戦闘力と血の昂りが読者に伝わってきます。
 まさに嬉々として、敵に向かって行ってます。
 そしてバンジーガムの新たな利用法、人間ハンマー。
 複数人をこねこねして巨大ハンマーへ。それをぶんまわす!
 しかし巨大すぎて全体を「周」で覆うにはオーラの消費が大きすぎるためか、そのまんまで使った結果わりとすぐに壊れています。
 今回の描写からして、小さな生首ハンマーの場合は全体を周で覆っているんでしょう。
 しかし、「周」ってジャンプの今の読者は覚えているんでしょうか?(苦笑)
 

■爆破、どうやって?
 今回、クロロの音声で爆破コマンドが出て爆破しています。

 私はプラスマイナスの刻印が合わされば即座に爆発するのだと思っていたのですが……今回クロロは爆破コマンドを音声で指示していました。
 そこから推察されるのは、「番いの破壊者は実は音声コマンドで発動」もしくは「番いの破壊者が刻印された人間は、たとえ切り離されていても全身が爆発する」です。
 私は後者と予想しています。

 クロロが携帯電話で指示しているのは誰でしょう?
 自由意志をもった他人か、あるいはクロロがブラックボイスで操り人形にした被害者か。
 私は後者と推理します。理由は、クロロがしゃがめと指示しているからです。
 クロロがこの戦いに前もって潜ませるほどの手練れの能力者がいるとしましょう。もしそうだとしたら、その誰か、というのは旅団級の実力者であろうと思うのです。

 なぜなら、ブラックボイスを盗んでいる以上、最低でもクロロはシャルナークに接触しています。
 そしてクロロがシャルナークに「ヒソカと決闘するから手伝って」と言えば、二つ返事で請け負うでしょう。能力まで貸しているのですから。
 よってクロロが「第三者をこの戦いに参加させる」という選択肢をとるのだとしたら、その、無条件で了承してくれるだろうシャルナークと同レベル以上の手練れでなければおかしいのです。
 そんな実力者に、集団範囲攻撃ゆえに大ぶりでかわしやすいヒソカの攻撃を「しゃがめ」と指示する必要などありません。

 ですが実際にはクロロは「しゃがめ」とわざわざ指示している……それは、指示しないとヒソカの攻撃をかわすことができない相手だからです。
 操り人形のような。

 そして、クロロは言っていましたね。
 「番いの破壊者を最大の威力にすれば、全身吹っ飛ぶ」と。
 これは言葉通り、「番いの破壊者が刻印された人間は、(切り離されていたとしても)その全身が吹っ飛ぶ」のではないでしょうか?

 今回、ヒソカの手元の生首が吹っ飛んでいます。
 生首には胴体が元々あったわけです。
 その胴体にプラスとマイナスの刻印が押されていて、それを持っている操り人形が爆破すれば、胴体が吹っ飛ぶときに連動してヒソカの持っている首も吹っ飛ぶのではないでしょうか?
 じっさいに、「番いの破壊者が刻印された人間は、刻印と切り離されても消えていない」のですから、刻印の能力は切り離されても有効ということです。

 ただこれを正解とするには多少の障害があります。
 まず、「ヒソカがどの人形の首を選ぶか、クロロはわからない」ということです。
 しかしこれはクロロの頭脳ならさほど難関とはいえません。

 ヒソカの思考が正しいのなら、ヒソカが目を離したすきにクロロが作れる人形は30人ほどですよね。
 一クラスぶんほどです。そして一般人でもクラスメート全員の顔を覚えるのは難しくありません。
 ましてやクロロなら、一瞬で全員覚えることもできるのではないでしょうか。

 「ヒソカが生首を使って攻撃する」ということを知った後、第二陣をつくるときに全部の人間の顔を覚えておけばいいのです。
 そして、ヒソカが誰の生首をつかうかを確認した後、操り人形にこっそり胴体を運ばせて潜ませ、タイミングを見計らって爆破させる……この想定のなかで最も難しいプロセスは、「ヒソカの目をかいくぐって操り人形に胴体を運ばせる」ことでしょう。

 ヒソカに見咎められたらその時点でアウト。
 しかし、これが不自然さなくできる人種が、ただひとりいますね。
 そう、救護隊員です。
 救護隊員が、現在ブラックボイスでクロロが操作している相手ではないでしょうか。
 あと十分で救護隊員が来る、と言ってますが、これはそれまでは一人も来ない、という意味ではありません。近い場所にいた救護隊員はもう既に来ているはず。
 現実でも通報があって警察が急行するとき、事件現場のいちばん近くにいる警察官がいちばん早く着きます。当然ながら。

 この予測が当たっていて、そこまでヒソカが次週気づいたら……ヒソカ逆転かなあ。
 クロロが操っている人間が誰なのか、特定できて始末できたらそこでブラックボイスは事実上使用不可です。
 アンテナの在庫はあと一本なので。

 となると残るは「ギャラリーフェイク」「オーダースタンプ」「番いの破壊者」「転校生」。
 もう偽物は作れない……もとい、作ってもすぐにバレるレベルの偽物しかつくれません。人形に対しては命令しても上手く動かないとはクロロ自身が言っています。
 それでも爆破人形で数で圧倒すれば封殺できるとは思いますが……、ヒソカ相手の場合、一度でも打撃がヒットしたらそこで「詰み」です。
 どんなにダメージを負っても、窮地におちいっても、一発逆転ができるのがバンジーガムの強みです。

 しかも、カストロ戦を見てもわかるとおり、ヒソカは体の痛みで萎縮することのない人間です。
 指が吹っ飛ぶくらい軽い軽い。カストロ戦ではわざわざ自分の両腕を献上してたくらいです。レイザー戦でも両手指骨折してもにこにこ上機嫌だったくらいですからね。
 思い返せば、ヒソカ、筋金入りのMですなあ。


■クロロ、手加減してるんじゃない?
 ここまで読んで、どうしてもそういう気配がぬぐえません。
 ヒソカが無警戒時に刻印人形を集団で突っ込ませて自爆させれば、それでケリがついていたと思うんですよ。

 爆破の波状攻撃で逃げ場をなくし、おしまいです。
 それをやらず、だらだら手加減しているような攻撃しかしないのは、やっぱりわざととしか思えません。
 クロロはヒソカを半死半生まで痛めつけ、アンテナを刺して能力を盗みたいのでしょうか?
 あるいはヒソカ自身を仲間に引き込みたいのでしょうか?


■他のジャンプ漫画をぼちぼち読み中。
 ハンターのためにジャンプを買ったところ、ハンター一話のためだけにジャンプを買うのがもったいなく思えて他の漫画も読んでみて、でもさっぱりわからなかったので数週分読んで興味が湧いた漫画を一巻から読んでみました。

 そのなかで私的にダントツで面白かったのがワールドトリガー。
 近年まれに見るド真ん中。
 こんな面白くて私好みの漫画があるのに知らなかったなんて……! と打ち震えるレベルでした。

 ワールドトリガーは絵はあんまり上手とはいえないのですが、話がすごく好きです。
 ほんっと漫画は絵よりもストーリーですよね。某先生なんて時として下書きのっけますがそれでも面白いんですもの。
 言い古されてますが、絵は大事、でもお話はもっと大事という生きた見本です。

 話としては使い古されている「異世界からの侵略者に、主人公が所属する対抗組織《ボーダー》が立ち向かう」というテンプレ中のテンプレなのですが、記者の中にもその組織を叩いて報道しようという人間がいたり、敵の中にも派閥があったりと節々で嫌な感じの現実味があるあたりがいい。
 面白いですよー。
 一人の強キャラより連携戦術を使った「チーム」の方が強い、戦術を駆使した戦いがメインなので、そういうのが好きな人にはすごくおすすめです。逆にそういうのが嫌という人にはおすすめできないかも?

 ちなみにこの漫画を読もうと思ったきっかけは、後述の柿崎隊長の独白と、「記者が主人公の所属組織を叩こうとして難癖付けてくるシーン」が、現実でもありえそうな光景だったからでした。
 叩こうとして無理に「叩くための質問」をするアホの記者の偏向具合が、現実にいかにもいそうで。
 なお、隊員に記者がした質問は「敵が襲撃してきたら、家族と一般市民どっちを助けますか」です。……どうです? この質問の底意地の悪いこと悪いこと。

 もちろん、一般市民を助けますと言わなきゃ叩く気まんまんです。
 しかし、家族と答えてもこの記者は叩く気だったでしょう。なんだかんだと難癖つけて。
 現実でもはびこってますもんね。本末転倒して揚げ足を取るためだけの質問をする報道関係者って。

 その隊員はさらりと答えて記者をやりこめ、窮地を脱するのですが……この一連のやりとりのリアルさに興味をひかれました。
 こういうネームを書ける作者さんが書いている漫画はどんなものだろう、と。
 私の経験上、こういう人間のイヤラシサ満載のネームを書ける漫画家さんって、大抵面白いんです。大当たりでした。

 最初は空閑マンセーのよくある主人公最強マンガかと思いつつ読んでいったら化けた化けた。
 戦術面白い、ランク戦超面白い。
 弱いキャラでも戦術で強キャラを攻略するさまがじつに私好みです。
 この漫画、ひとりの強キャラを弱キャラがよってたかって集団でタコ殴りにする、というのがよくあります。
 どんなに敵が強くても、弱いキャラであっても、集団で戦術を駆使すれば攻略できる、というのがこの漫画の基本スタンス。
 「俺は強いぜ、無双だぜえあっはっは」はこの漫画の場合、ほとんどが集団の戦術によって攻略される運命にあります。一部例外もありますが。

 作中で将棋がたとえでよく出てくるんですが、まさにそんな感じ。
 歩(射撃)で逃げ場を削り、いかに相手の王将(命)を取るか。致命の一発をいかに当てるかの駆け引きがこの漫画の醍醐味ですね~。
 そして、当然それを敵も狙ってくるわけで……。

 あれだけの数のモブキャラをひとりひとりきっちり書き分けて大事にしているのもすごい。
 おかげでコミックスを五六回は読み返しました。ずいぶん前に出てきたモブキャラがずっと出てくるので、予習と復習が欠かせません。B級隊員の東さんとか、最初はモブのひとりにしか見えなかったのに、今じゃ「おいおいなんであなたB級やってるの?」クラスの強者と判明しました。どうりで敵の襲撃の時にA級隊員が素直に指揮権わたして従順に指示に従ってるわけです。

 あと、コミックスでちょこちょこキャラ紹介がでてくるんですが、幹部会議に出てくるいかにも無能そうなデブ幹部が実は「幹部なだけはある、超有能な技術者」と判明してびっくりしたり、同じく貧相な外見の幹部が「これまた幹部なだけはある超有能なひと」だと判明したりと、「言動は一見内部抗争ばかりのアレで、外見もアレだけど、じつはとてもすごいんだぞ」という既定概念を壊してくれるキャラづくりなのもいいです。そうとわかってから見返すと、たしかに要所要所でキャラが「頼むよー」と幹部たちに頼み事しているんですよね。
 目立たない書き方しているので初見は気づかないんですが、わかってから見返すと「ああ確かに……」となります。
 コミックスのキャラコメントも面白くて、堤大地は二度死ぬ、のフレーズには笑いました。

 しかし現状、予知能力もちキャラの双肩に組織全体の命運がかかっている気がしてなりません。
 便利過ぎて頼り過ぎであぶなくないですか、これ?

 敵の侵攻も予知で察知、敵との相性も予知を駆使して味方に有利であるように仕向けて勝利しています。
 敵もバカじゃないのでこの予知能力キャラの存在にうすうす気づきはじめている……とまあもう危険信号点滅状態。
 次かその次あたりにそういった展開になりそうです。
 私が敵なら総力をあげてこのキャラを殺害しにかかりますよ。自分の危険も予知できる人なので簡単には落とせないでしょうが、それでも真っ先に落としにかかります。
 敵からみたら特Aクラスで危険すぎw

 そしてこの人が死んだら、組織全体が周章狼狽しそう……。
 ただ、ランク戦が面白すぎるのでもうしばらくはランク戦書いて欲しいなあというのが本音ですが。
 だってランク戦好きなんですよ~。知恵と工夫で格上を攻略していったり、あるいは格上にボロ負けしてどうすれば勝てるようになるか各員(敵も味方も)創意工夫したりのやりとりがすごく好き。

 ちなみに現在私がこの漫画でいちばん好きなキャラは……柿崎隊長だったりします。
 だれそれ、という人。
 はい、ごもっとも。
 この人はちょい役のひとりにして、主人公がランク戦で戦っている敵のひとり。以下は、まだコミックスにも収録されていないエピソードです。

 この人の「自分の隊員が評価されていないのは良さを引き出せてやれない俺のせい」、「あとから来た奴らが追い越していっても、こいつらの価値が消えるわけじゃない」って台詞でそもそもこの漫画を一巻から読んでみようという気になりました。
 いいなあ、この台詞。読み返してもじんときます。なんていうか……モブキャラの意地みたいなものが反映された良い言葉ですよね。仲間の低評価を悔しく思い、自分のせいだと自責し、同時に思いやる。様々な感情が凝縮されています。脇役ですが、それでも人間なんです。

 私はこういう「低評価でくすぶっているけど、目立った取り柄もないけど、でも一人の人間として頑張って足掻いている人」にどうしようもなく感情移入して好きになってしまうという癖があります。

 ……それで言うのなら主人公の眼鏡君がいちばん好きになりそうなんですが……私が好きな要素をてんこもりで持っているんですが、なぜかあんまり好きじゃないんですよね。いやもちろん好き嫌いでいうなら好きな方なんですが、柿崎隊長のほうがずっと好きです。なんでだろ?
 いじめられっこで凡人で知恵と工夫で格上を攻略していく……改めて見ると、主人公のメガネくんは私が好きな要素を役満で持っているんですけどね、不思議です。
 戦い方は姑息なんですが、私は姑息な人間大好物です。
 戦いで「姑息」は褒め言葉以外の何物でもない、と思っている人間です。

 なんでなのか、コミックスを見返しつつ考えてみたんですが、わかりました。
 感情的に共感できなかったんですよ、私。メガネくんに。
 ジャンプの主人公としてはしょうがないと思うんですが、このメガネ君、「赤の他人が殺されかけていたら自分の身を捨てて守る」人なのです。
 「見捨てられない!」でかなわない敵に突っ込んでいき、そして案の定殺されかけます。

 うん、わからん。
 悪いけど私はむり。
 赤の他人のために自分の命を捨てて助けるというその気持ちが共感できないんです。

 似ているけど大好きなキャラといえばダイ大のポップなんですが、彼の行動はその真逆。
 自分より強い敵イコール怖い、だから逃げる、です。
 すごく納得できるし共感できます。怖いですもん。誰だって怖いですよ。
 だって負けたら死ぬんですよ? なんで怖くないんです?

 だからポップは逃げ出します。感情的に、すごく共感できるんですよ、この行動。
 そして、逃げ出した後で諭されて戻ります。
 その時も決め手は「仲間を助ける」でした。「見知らぬ他人を助けるため」じゃなく、仲間を助けるために恐怖に耐え、逃げ出してきた戦場に戻るんです。

 でも、メガネ君のような「自分が死ぬとわかっていても赤の他人を助けるために敵に立ち向かう」行動はさっぱり共感できません。
 そういえば、ブリーチを好きになった最初のきっかけが、第二話で主人公が「家族のためなら命を賭けられる、でも他人のために同じことはできない、俺はそんな立派な人間じゃない」とぶっちゃけたことだったなあ……。
 このセリフ、私は全力で共感できます。共感できるから感情移入もするんです。

 その後もメガネくんは自己犠牲精神旺盛な行動を多発します。
 柿崎隊長のような、「ああわかるよその気持ち!」っていう感情的に共感できる行動はしてくれません。
 悪と戦う正義の味方らしい、ケチのつけようもない立派な自己犠牲あふれた行動を繰り広げ……ぐわわわわっ!
 なんでこんなデキタ人格なんだ、この子は……。今判りました。なんでこんなに私の好き要素てんこもりなのに好きになれないのか。あまりにも「いい子」すぎるんですよ。

 メガネくん、なんて完全無欠な人格者なんでしょう。
 ポップみたいに逃げないし、ポップみたいにスケベでもないし、ポップみたいに厳しい訓練(byアバン)から逃げようとする怠け者でもないし、ポップみたいに自分よりデキる人に嫉妬もしないし、ポップみたいに劣等感のあまり味方の失敗を願ったりもしない。
 あー、ポップって欠点だらけだからこそ、私はこうまで共感できて大好きなんですね。
 私だったら逃げるし、厳しい訓練からは逃げたいし、自分よりできる相手には嫉妬します。
 メガネくんは欠点の見つからない、まさにジャンプ主人公にふさわしい正義感と自己犠牲精神にあふれる高潔なお人です。
 欠点だらけの私が感情的に共感できないのもうべなるかな。
 仕方のないことですね、うん。

 こうして考えると、キャラづくりの上で「欠点」って短所だけではなく長所にもなりえるんですねえ。
 欠点のない完璧なポップなんて想像するのも恐ろしい……ぜんぜん魅力を感じないです。これは私だけじゃないはず。
 ポップは人間臭い欠点だらけのキャラだからこそ、大好きなんです。

 とはいっても、別にメガネくんのキャラ造形が悪いとは思わないんですよ。
 だってジャンプの主人公ですし、実際に読者にも人気ありますから。
 ただ欠点だらけの人間の方が好き、という私のようなひねくれた人間には合わないっていうだけです。
 この作品で言えば、エネドラなんて欠点だらけでかなり好きですね。特にマスコットバージョンは可愛いです。

 そんな私のイチオシキャラ、柿崎隊長はちょい役なので今回のランク戦が終わったら当分は出番はないでしょう。ですが、死なない限りはときどき顔見せしてくれると期待します。(これまで出てきたちょい役も、時々ちょこちょこ顔を出してるので)

 たくさん褒めたこの漫画、人気もあるようで何より。好きな漫画が不人気で打ち切りはすごくつらいですから。
 こういう、「モブキャラとされるひとりひとりを大事にしていて、立ってるキャラがたくさんいる」漫画、ありそうでなくて、とても新鮮です。



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Date:2016/05/30
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