あかね雲

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□ ハンター感想 □

ハンターハンター358話「前夜」感想

<あらすじ>
 暗黒大陸へと旅立つ多くの人々+ハンター+カキン国王とその子供たち。
 その渡航イベントの前夜祭が始まり、無事に終わった。
 王族同士の殺し合いは二か月後までお預け。
 しかし、クラピカは赤ん坊のワプル王子から不穏な気配を感じ……!?

<感想>
 ドン引きのヒソカゾンビ復活で終わったクロロVSヒソカが終わり、今度は暗黒大陸クラピカ編へ。

 ずっと引きのばされつづけた夢の対決よりクラピカの方がずっと面白いってどうだろう。
 しかもその決着がね……。
 私はあの決着、どうにも駄目です。
 一週間時間が経って、冷静になって思い返したけどやっぱりダメ。
 どーしても、なんじゃそりゃという気持ちが大きいです。

 「作戦負けして完封負けしたけど、死者復活の反則技で生き返ったよ」というオチが、どうにも納得できず、釈然としないものが残ってしまっております。
 負けて殺されたけど、死者の念で生き返ったよ、でいいの? 他の人はほんとにそれで納得してるの?
 あそこでクロロの作戦勝ちでヒソカ死亡で良かったんじゃないかなあ。あんな力技の死者復活するよりは。そうなると幻影旅団の始末がつかないことになるのだけが物語上問題だけど。
 うーん……。

 気を取り直してクラピカ編です。

 一隻のドでかい船の中に、
 一層目 カキン国王族と各国要人
 二層目 各界の著名人、富裕層
 三、四、五層目 一般人

 と詰め込まれているわけですが、当初の計画とはちがい、低層では医者が足りなかったりそもそも医療施設自体がなかったり。
 カキン国がずさんで計画書がてんでデタラメってところにああ……と納得いく思いでした。

 日本の感覚では、「計画はその通りにやるもの」っていうイメージがどうしても強いです。
 ところがその感覚って、世界ではそっちが「異常」なんですよ……。
 国際スタンダードでは計画は破るもの、ずれこむもの、その通りにならないもの。
 計画がその通りに履行されると思う感覚自体がおかしい、という言葉を読んで、外国の常識に愕然としたことがあります。

 皆さんも一度は聞いた事があるんじゃないでしょうか、「電車が時刻表通りに来る国は非常に珍しい」って。
 ――日本人の私としては、じゃあなんでそもそも計画なんて作るんだよ、とも思うんですが……。

 たぶん、十二支の牛さんも日本人と同じように計画書は基本的にトラブルさえなければそのまま実行されるもの、って考えだったんでしょうね。
 ところがカキン国はそんな気はさらさらなく、テキトーに体裁だけ整えて見栄えのいい計画書を提出して、チェックを通り抜けただけだった、と。
 カキン国、かなりルーズかつ、上下意識の激しい所っぽいですね。
 第四王子がアレだけ好き勝手やっているところから想像つきますが。国王は息子の不行跡を止めろよ……それができるのはアンタだけなんだからさ。


・同行者の面々
 かなり意外だったのが、国王本人も同行すること。
 こんな、スーパーハイリスクハイリターンな旅に同行するとは……。
 てっきり子供たちに継承戦をさせて、自分は高みの見物とばかり思ってました。
 それに、国内政治はどうするつもりなの?
 王も王族もそろって国を留守にして新天地へ……って、その間に国元で内乱起きかねないと思うんですが。

 上下関係激しい国って、大抵は下層の不満が溜まっていてこんな絶好の機会があったら爆発しかねないんですが、平気で留守にしているあたり、留守をまかせる側近がよほど優秀で信頼あついのか、国王自身の守護霊獣の力かなあ。


・どうやって暗殺するつもりかな?
 349話にて、「継承戦が始まるのは、船が出港するさいの長声が鳴り終えた瞬間」と厳密に規定されています。
 今日は前夜祭なので、明日船が出港したその瞬間から……ということですね。

 とはいえ、各国の要人も船に乗っています。
 その前であからさまなドンパチ刃傷沙汰は………………ごめん、カキン国ならやりそうだと思ってしまった。
 要人たちも、「カキン国だしな」で、自分に被害が及ばなければ血みどろの殺し合いが目の前で行われてもスルーしそうな雰囲気があります。

 ですが第一王子の護衛たちいわく、「本番は二か月後の上陸セレモニーから」とあるので、普通に考えて目的地の島(暗黒大陸にあらず)に降りて、要人たちが下りてからでしょう。

・赤ん坊の性質をかたどった守護霊獣
 守護霊獣は、本人の性質に応じた姿かたちになる……とのことですが、赤ん坊に性格ってまだない気がします……。
 もちろん、赤ん坊によってよく泣く子、泣かない子、すぐ癇癪起こす子、大人しい子、夜泣きする子、と色々ありますが、それはあくまで赤ん坊の時期だけの特徴です。赤ん坊の時に良く泣く子だったからっていって、成長してかならず泣き虫にならないでしょう?
 赤ん坊の「泣く」って大人の涙とちがって、あくまで自分の訴えを外部に伝える信号ですもん。

 人間の人格として考えた時、赤ん坊の性格ってまだ出来上がってさえいません。
 人格の成長過程の第一歩目を踏み出してすらいません。
 そんな赤ん坊の人となりの影響を強く受けてできる守護霊獣……。
 うわあ。

 イヤーな予感ばかり浮かぶのは、ハンターだからですね。
 赤ん坊=無垢ととるか、赤ん坊=暴君ととるかは人によるでしょうが、私はきっぱり後者です。

 赤ん坊の世話って無茶苦茶大変ですよ。一人でやっているともうノイローゼ必至なくらい大変です。
 相手は傍若無人に泣きまくる。泣いて自分の命令を聞けという。腹減った、おむつ変えろ、なんかおれを楽しませろ……。
 赤ん坊は無垢ってそりゃ世話したことのない人の寝言だろと言いたくなります。まあある意味無垢か……。
 そんな赤ん坊の作り出す守護霊獣は、果たしてどんなものになるでしょうか。

・クラピカの勝利条件は?
 ワプルの護衛を引き受けてしまったために、ひとつ増えました。
 ・第四王子と肉体的に接触して、その上で第四王子と一緒に無事に下船する。
 ・ワプルを守り切る。
 ・レオリオを守り切る。

 あとはオマケで
 ・十二支んの仕事をクリアする
 でしょうか。

 第四王子は、緋の目を持って乗船はしないでしょう。さすがにあんなかさばるだけで殺し合いに無用なものは。
 ということは、クラピカは第四王子を操ったあと、王子をつれて無事に下船して、隠し場所まで移動しなきゃいけません。
 うわあ……面倒。

 そして、クラピカの性格上、どうしても見捨てられない人物がこの船に二人乗っています。
 レオリオと、赤ん坊のワプルです。
 この二人を残していくことはできないでしょう。
 よって、クラピカの勝利条件はこの三つになるのです。

 え? 十二支んの仕事? それは二の次じゃないですか?
 失敗したところで、ペナルティがあるわけでもなし、上の三つに比べれば優先順位は下がるでしょう。

 ……無理ゲーのような気がするのは私だけではありますまい。
 現状、明確に味方といえるのはビスケなどクラピカ個人が雇った6人と、レオリオのみ。
 十二支んは、状況次第で対立することもありえます。長年の盟友であるサイユウ捕縛にクラピカがかかわったとなれば、敵意を持つ人間が出るのが自然だからです。

 無理ゲーを無理ゲーでなく自然に展開させるいちばんの方法は、第三勢力でひっかきまわして乱戦状態にすることです。
 実際は第三勢力どころか、第十五勢力ぐらいですが、この船内には幻影旅団という面子がいます。
 あと、たぶんヒソカも。

 さあこれから継承戦はどんなふうに展開していくのか……冨樫先生が来週も掲載してくれますように。





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Date:2016/06/20
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