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あかね雲

□ ワールドトリガー □

【ワートリ感想】158話「玉狛第二19」~ランク戦R6決着!

ネタバレ注意!

<あらすじ>
 ランク戦R6。
 王子の置き玉によるハウンドでユーマは足に傷。
 修の指示により、千佳は隠岐との撃ちあいで双方手傷を負う。千佳は片足欠損。隠岐は胸元に鉛弾。
 そのままユーマvs生駒になる……と見せかけ、ユーマは連続グラホでかわして隠岐のもとへ。
 隠岐はそのままユーマに落とされる。
 しかしユーマも生駒旋空によってベイルアウト。
 そして一人残った千佳も自主的にベイルアウトで決着。
 最後生き残ったのは生駒。
 生駒隊は生存点はとったものの、合計3点。王子隊も3点。
 玉狛は4点で、玉狛第二の勝利。

<感想>
 やっぱり王子は仕掛けを残していたかー。
 でもこれはやられる前に仕込んだ置き玉なので、最後っ屁とはいいがたいですね。
 崩れた家を利用するつもりだった、ってありますし。

 崩れた家を利用するつもりだったのはお互い同じ。
 王子は瓦礫の陰からハウンドで置き玉攻撃。
 ユーマはワイヤーつき瓦礫を射出攻撃。

 修もちょくちょく置き玉を利用していますし、置き玉ってかなり役に立ちます。(R5ではひとり撃墜)
 そう思うと、射手ってガンナーより応用力高くて使えますね。頭を使うというのはほんとそうですが。
 ガンナーは基本で鉄板で射程のボーナスあるけど応用がきかないからなあ。

・最後っ屁をかまされないための倒し方って?
 読み返してみると、トリオン供給機関と伝達脳のどちらかが破壊されるとトリオン体は破壊されるとあります。
 そして、トリオン供給機関(胸中央)が破壊された時には最後っ屁をかますだけの余裕があります。(例:レイジ、柿崎さん)
 しかし、頭にある伝達脳と供給機関との経路が切断された場合、つまり首斬りですが、そのときは伝達する脳と体が切り離されているので何もできてません。
 少なくとも、これまでのところ、首ちょんぱされた人間が最後の反撃をした、という描写は一切ないのです。
 首だけが喋ったことはありますが。

 反撃をされないためにも、また効率の良い倒し方としても、首ちょんぱは最適、というわけですね。
 どうりで少年漫画でやっていいのかってくらい首ちょんぱのオンパレードなわけです。


・スナイパー同士の勝負は、千佳に軍配!
 千佳vs隠岐の撃ちあいで相打ちっていうのが少し意外。
 スナイパーとしての技量なら、千佳より隠岐の方が上だと思っていましたから。
 それに損傷個所がちがいます。
 千佳は足一本だけど、隠岐は胸ですから、これが鉛弾でなければ隠岐はベイルアウトで千佳は欠損どまり。
 千佳の勝ちです。

 千佳が可愛いから隠岐が躊躇したのか、あるいはスコープの両さんの眉毛にぎょっとしたのか。
 スコープ覗いた瞬間に両さんの眉毛があるので、その瞬間の「ん?」という隠岐の台詞が、読者の「なにこれ?」という心の声とシンクロしてしまう……。

 そしてライトニングでも直撃すれば足ふっとぶのね……ぜんぜんチクチク型じゃないじゃん!
 ――ってことはヘッドショットを決めればライトニングでも大丈夫で、弾速の分ライトニングの方が当てやすいのね。
 ただし、イーグレットの方が射程がずっと長いと。

 こう考えると狙撃銃ってホントよくできてます。
 射程のイーグレット。
 弾速が早くて当てやすいライトニング。
 威力が高いけど弾速遅いアイビス。
 どれも一長一短だからこそ、使い分けるセンスが大事な職なんですね。

 修が千佳にした指示については、来週で出るかな?

 これまでかたくなに千佳の欠損描写を避けてきた葦原先生。
 何気にこれが初めての欠損描写になります。
 やっぱり女の子の手足がちょん切れているのを書くのは抵抗あるのかなあ――と思ったら!
 カトリーヌはいいんでしょうか、葦原先生。


・玉狛逃げ切った!
 ゾエさんのこのセリフが何気にうれしかったですw
 やったー、玉狛逃げ切った! って一緒にバンザイ三唱したい気分。

 この四点は大きいですよね。
 何より上位陣とまともに戦って勝ったっていう点がデカイ。
 これまで玉狛は中位下位相手に得点荒稼ぎして上位陣には歯が立たなかったのが、これで上位陣相手にもいい勝負ができるって証明されたんですから。

 ふふふ、見たか! 玉狛はちゃんと強いぞ!
 嫌がらせ特化とか弱い者いじめ限定チームじゃないぞ! いや嫌がらせ特化ではあるけどさ……。


・最後の一点は得点三倍
 このセリフには笑わせてもらいました。
 生駒さんおもしろいなあ。
 でもね、イコさん。最後の一点は千佳だから、たとえそのルールがあったとしても適用外でっせ。


・今回の試合のポイントは
 やっぱり今回の試合で一番大きな分岐点は、序盤に修が逃げ切ったところでしょう。
 具体的には執拗に自分を狙うカシオを生駒隊の海とカチ合わせて、潰し合わせたところですよね。
 あそこで見つかってたらその後の展開は全部駄目なほうへ変わっていたでしょう。

 敵同士をカチ合わせた修の判断力の勝利、ってことですね。


・ヒュースのポジションは前衛濃厚
 当真の露骨な前フリによって、ヒュースが前衛になる可能性が濃厚。
 バイパーとか射撃系もできるでしょうから、両方できるオールラウンダーになるか、あるいはアタッカーか。
 さすがにパーフェクトオールラウンダー(現在生存を確認されているのは一名のみの超希少種)は選びますまい。

 でも、どうしましょう。
 私はこの、偉そうで上から目線で態度がデカイにもほどがあるヒュースが挫折するところが見たい。
 見たいのです!

 あー、マジでヒュース、C級の訓練についていけなくて挫折とかしてくんないかなー。
 ナメてかかったら三馬鹿にぼこぼこにされるとかしてくれないかなー。

 そういう展開になったらなったで修たちが苦労することは良く分かっているのですが、私の中の何かがヒュースの泣きっ面を見たいと叫ぶのです!

 ないでしょうが、ヒュースがボーダーの精鋭にぼっこぼっこにされるのを強く期待しています。




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