ネタバレ注意!<あらすじ> ヒュースがC級相手に無双してB級になる。
即日B級昇格を決めた新人に周囲は興味津々。
勝負を持ちかけたコアラ、笹森、三浦、巴、辻を撃破。
そして、そこに生駒がちょうど居合わせて……?
<感想> 今回は、内容より何よりこのニュースが衝撃的過ぎて……。
ええ、
次号休載 という最後の次回予告に意識がすべて持っていかれました。
わかってる、わかってるんですよ。
冨樫先生みたいに体を壊して本格離脱されるよりは、定期的に休みをとってもらった方がずっといいってことは。
わかっているんですが……それでも休載はかなしいです。
近頃の私にとって、ワールドトリガーが唯一の楽しみみたいになってましたから……。
再来週はやってくれるかなあ。
やっててくれると嬉しいです。
他の漫画が休載でも気にしませんが、ワールドトリガー休載はつらいのです。
・ヒュース無双で三馬鹿あわれ 修よりずっと才能あると作者に明言されている三馬鹿トリオですが、前回のユーマに引き続いて今回もネイバーのエジキに。
まあでも、上層部も前回の惨状を把握していたのか救済措置めいた対策が発動したので、今回の被害は最大でも1000ポイント割る3で333ポイント。
うん、修と違って一か月ちょいでB級昇格寸前まできていた彼らなら、すぐに取り戻せる数字でしょう。たぶん。
ただ、ヒュースとぶち当たった組の新人がかわいそうかな。
きっと素質大の子もいたでしょうに、ヒュースなんかと同じ組にされてしまったばかりに優遇ポイントなしの全員一律1000スタートです。
運以外何も悪くないのですが、かのゴルゴも「自分がここまで生き残れた何より大きなものは運」と言っているので、運が悪かったと思って諦めてもらうしかないですね。
大丈夫、実力があればすぐに取り返せる範囲です。
かのユーマだって1000スタートでしたから!(比較対象が間違ってます)
・三馬鹿は将来明るい? こういっちゃあなんですけど、ボーダーの組織ってすげえボッチに厳しいシステムですよね……。
B級からA級に昇格するには、どんなに個人ポイントを溜め込もうがどんなに強かろうが関係なく、あくまで「チーム戦で勝ち上がる」しかない、というめちゃくちゃにコミュ障につらいシステムです。
現に見てみて下さいよ、第4位のアタッカーなんていう物凄い肩書の村上でさえAに上がれず、ずっとB級にいるんですぜ……。
10位くらい(たぶん)の緑川はA級なのに。
私みたいに人付き合いに難のある人間にとっては、まずチームを組むこと自体が至難のわざ。
更に、そこから隊長を決めるのがまた一山。
更に更にオペレーターも口説かなきゃいけないというもう一山。
更に更に更にメンバー同士のコンビネーションを熟練させるためには、メンバー間の信頼関係も重要(つまり、ただ単にチーム組んだだけじゃだめで、仲良くならないといけない)という最難関の山が控えております。
そう考えると、三馬鹿ってほんと将来有望ですよ。
だってもうすでにメンバー三人集まっているんですぜ。
おまけにメンバー同士の信頼感もばっちり。
あとはオペレーターだけ口説ければそれでチームいっちょ上がり。
そう思うとソロ(隊員一名とオペレーター一名)でランク戦やっている漆間隊って、出てきていないのに妙にそのチーム構成だけで、こう、シンパシーを感じてしまいますね……。
カレは、もしや私のようなボッチなのデハナイダロウカ……。
それでチームを組めず、幼馴染みで一緒に入隊したけどトリオン不足でオペレーターにまわった女の子とふたりでチーム戦を頑張っているのではないでしょうか。
……とこれはもちろんすべて想像ですが、漆間隊はチーム構成だけで妄想広がるなあ。
結局何が言いたいのかというと、ヒュースきみすでに入るチーム決まってて良かったね!っていう話です。
ヒュースのコミュニケーション能力は下の下なので、(どんくらいかというと、人に頼み事する時に命令口調するほど)、どんなに強くても入れて長持ちするチームがいるとは思えません。
こんなヒュースを自分のチームに受け入れるほど根性のある人間は……コアラぐらいかなあ。
でもたぶん、今のコアラは東さんを崇拝しているので、東さんに偉そうな態度をとるだろう新人に頭下げてまで入隊はさせないでしょう。
でも東さんと出会う前のコアラがヒュースに会ったらあの態度にも負けなさそう。
そう思うとコアラすごい。
粘りとかしつこさとかどんなにつれない態度をとられても諦めない根性とかも含めた交渉力がすごい。
さりげなくボーダー内の交渉力ランキングでは唐沢さんに続いて第二位の気がします。
・ヒュース無双……チッ。 予想通りの展開に、つい内心が。
ちっ、こういう上から目線の勘違いキャラがぼっこぼっこにされるのを期待していたのですが……。
そして次回の引きが生駒さんで終わっているのですが、ちょっとヒュースをぼっこぼっこにするのは不安があるかな。
ここは、生駒だと思ったら太刀川だった、くらいの展開でヒュースをフルぼっこにしてくれるのを期待しております。
小南先輩が来てくれたら一番いいですけど。
小南先輩に頭をぐりぐりやられるヒュースをもっと見たい……というかぼっこぼっこにされてヘコみまくっているヒュースが見たいのです。
・ヒュース、嫌いか? ヒュースをぼろくそ言っている私ですが、別にヒュースが嫌いなわけではありません。
ヒュースにはもうちょっと現実を正しく認識しろ、とは思いますが。
私がヒュースに言ってやりたい言葉は以下の通りです。
――お前たちがボーダーのオペレーター6人を殺してC級32人を攫ったんだよ。
ボーダーがその気になれば、お前を秘密裏にオペレーターの遺族たちの前に引き出して「うさばらし」してもらうことも、処刑することもできるんだ。
そうされる危険が常にあることを認識しろ。
自分の立場に相応しい態度をとれ。
いつまで偉そうな態度でいるんだ。その罪を自覚してすこしは身を小さくしろ。
以上です。
なにかこう、しっくりこない感じがある理由がわかりました。
オペレーターの人の遺族の事を考えると、ヒュースのこの偉そうで鼻持ちならない態度が非常に違和感あるのです。
コミックスをお持ちの方は捕虜になって以降のヒュースの言動を見返してみましょう。
罪悪感とか殊勝さとか従順さとかいう言葉を思わせる態度をヒュースが見せたことがあるでしょうか。
てか態度大きすぎ。
立場わかってなさすぎ。
お前頭は良いけどアホの子だろう、アホだ、アホすぎる。
太刀川は勉強は駄目だけど本質的には頭がいいけど、ヒュースはその真逆のニオイがします。
お前勉強できるアホの子だな。
そしてその読者の意見を代弁してくれてヒュースの頭をぐりぐりしてくれる小南先輩ステキです。
たぶんないでしょうけど、オペレーターの遺族の面前にヒュースが立つことになり、その非難にさらされる……という場面が来ればいいな。
そして、少しでもこのアホの子が罪悪感を持ってくれればいい。
罪悪感を持ってくれればよし、もしも自分たちのやったことで家族が死んで嘆き悲しんでる人を間近に見ても何も感じなかったら――その時は諦めましょう。ヒュースはどうしようもないアホの子です。
漫画の雰囲気的にも作風的におそらくないでしょうが、ヒュースがエデンの被害者と対面するっていう展開自体はあったらいいなあ……。
それでは再来週やってくれることと、葦原先生の快癒を心よりお祈り申し上げます。
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Thema:ワールドトリガー
Janre:アニメ・コミック