ワールドトリガー18巻感想です。
【表紙】 表紙は生駒っち。
見事なカメラ目線の彼ですが、コラのヒュースにやられた逆さま画像の方がインパクトあってよかったなあなんて……げふんげふん。
【カバー裏】 今回は、生駒隊戦闘員4人+オペレータのマリオちゃんで五人。
生駒隊は案の定スカウト組で、カイ以外は全員遠方のようす。
<出身地一覧>
生駒――京都
水上――大阪
隠岐――大阪
カイ――三門
オペレータのマリオ――兵庫
そしてボーダー最強の将棋打ちの水上。
風間さんとかラグビーとか、ワールドトリガーはところどころで将棋的な表現がされるので、潜在的な将棋好きは多いんじゃないかしらん。
水上は前はそのプロの将棋棋士を真剣に目指していたっていうので、ドラマがありそうですね~。
うむ、人にドラマあり。
隠岐とは同郷なので、プロ棋士目指していたけど挫折して落ち込んでいたところを隠岐に誘われたとか、あるいはボーダースカウトキャラバンにスカウトされたとかかな?
モブにしかみえない各人にきちんと物語があるのがワールドトリガーのいいところです。
【今回のあらすじ】 今巻収録はランク戦R6のスタートから終了までと、ヒュースのB級昇格&B級アタッカーとの腕試しです。
次はゆりさんが出てくるよーというところでオシマイ。
……コミックス派の人は生殺しでしょうね……。
これで書き溜めはほぼ無くなってしまいました。再開を祈っております。
【感想】 出てよかった! 前巻も同じこと言ってますが、やっぱり今回の感想っていうと真っ先にコレが浮かびます。
出てよかった!
長期休載の真っ最中なので、葦原先生のお身体が心配です。
みんな気にしている再開予定とか目途とかのコメントは一切なし。
ああ、お身体が心配です……。
休載が長くなればなるほど打ち切りの恐怖がひたひたと忍び寄る……。
どうか早く再開してくれますように。でも、しっかり体を治してくれますように。
矛盾しているようですが、どっちも本心ですわ。
そして内容ですが、やっぱランク戦大好き!
私がワールドトリガーのランク戦で一番好きなのは、各人がそれぞれアタマを使って相手を倒そうとするところ。
なので、作戦会議も好きです。
そして今回の敵チームは実に対照的。
まったく作戦立てずにぶっつけでやる生駒隊と、きちんと作戦会議をして対策立ててる王子隊。
こうして考えると生駒隊の方が不利に思えますが、上位なのは生駒隊なんですよね。
エースである生駒の力と、やっぱり四人チームっていう数の有利のおかげでしょうか。
生駒旋空は反則的。
なんせ、シールドじゃよほど至近距離でないかぎり受けきれませんからね。(旋空は、射程範囲の一番外側がいちばん攻撃力が高い)
攻撃範囲が広く、家ごとぶった切ってもなおその向こうの人体をぶった切れるほど威力が高くてシールド一枚じゃまず受けられない。
ワールドトリガーでは速度+射程+攻撃力=トリオン量に依存、という方程式。
シューターの有利は射程ですが、それはシールドで受けることができるという一長一短だったのです。
実際、これまでアタッカーとの戦いで、シールドで相手の斬撃を受けたことはありますが、とっても小さく絞り込んだ集中シールドでないと受けられません(くまvs村上)。
……千佳シールドなら普通の大きさで生駒旋空を受けられそうですが……、そういう例外をのぞけば射程がシューター並みに広く、かつシールドじゃ受けきれないよ、という反則的なワザが生駒旋空です。
今回のランク戦でも生駒旋空が縦横無尽。
家をばっさばっさとなぎ倒し、なぎ倒し、なぎ倒し……おーい、これ市街地での防衛戦では空中以外では使用不可だよね!
警戒区域以外で家をつぶされたら、とりまるじゃなくても困ります。
ま、ランク戦は仮想空間なので問題なしですが。
その生駒旋空が今回も威力を発揮して、作戦ナシでも生駒隊三点、王子隊三点、玉狛第二が四点で今回のランク戦は終結。
ええと、これで玉狛第二は生駒隊と同点になったわけですね。
でも、生駒隊の方が前回の順位が高いので、同点でも向こうの方が三位で、玉狛は四位(30点)。
影浦隊とは現在四点差。
でも、同点だと向こうの方が上になっちゃうので、影浦隊より五点多くとらないといけない……と。
次は東隊vs影浦隊vs鈴鳴第一vs玉狛第二。
さすがにここで多少なりとも5点差をつめないと苦しすぎるので、そこそこ勝つ……と思うんですが、ガンバレ!
そして今回のランク戦、色々よくわからないところがあってちょっと気になってしまいました。
今後答えが書かれる様子も無さそうだし、スルーすべきなんだけど、気になるなー。
・ランク戦の最後、千佳に修が何か指示していたけど何かな?
とか、
・修がやられるシーンで修の左の腰から出ているのは何かな?
とか。
前者は「相打ちでいいから隠岐に鉛弾つけろ」で、後者はオサムのレイガストか王子のスコーピオンだと思うんですが、どうでしょう?
さしてスルーしても問題のないような小さなことなんですけどね。
いつか答えを作中で葦原先生が出してくれることは……なさそうかな?
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Thema:ワールドトリガー
Janre:アニメ・コミック