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あかね雲

□ ハンター感想 □

ハンターハンター370話「観察」感想


<あらすじ>
 敵の念の攻撃により、第十三王子の王妃所属兵、バリゲン死亡。
 そしてクラピカは敵の探索に乗り出す…?

 注:冨樫先生が充電に入りました。


<感想>
 今回何よりも重大だったのが小さな字で最後に書かれた一言。
 ――次号よりしばらくの間休載いたします。
 冨樫先生、充電に入りました。

 ……悲しい。
 でも、そろそろかなーと思っていたので………できるだけ早く戻って来てくださることを願います。

 この事態に冷静に敵の念?を撃ったのは第三王子の私設兵のサカタ。
 次の晩餐会まで、人手不足でしょーがない第十四王子陣営を補佐するために派遣されたふたりのうちの一人です。

 そして、カレ、蛇が見えてますよね?
 彼が撃ったのは蛇が見えていたからでしょう。
 「誰かが苦しみだして急速に血が抜かれてカラカラになっていく」からといって、そのカラカラ死体を銃で撃ちません。
 「死体に巻き付いた蛇」が見えたから撃ったんです。

 この蛇って念でできてますよね? どう考えてもこんな生き物が唐突に湧いて出るわけないし。
 ってことは……普通は見えないんじゃ?
 ということは、彼こそが先週でヒュリコフが言っていた「念を使えるのに隠していたひとり」かしらん?

 ただ、クラピカの具現化された鎖のように普通の人間でも見える蛇なのかもしれませんが。


 ・敵はほんとにここにいるの?
 犯人は集まった参加者の中にいる、クラピカはそう思っていますが、こればっかりは読者の特権。
 私たちは先週の犯人の述懐を知ってます。

 犯人はこう思っています。
 ――顔を見なくてもオーラでわかる、と。

 この言葉からは犯人がヒュリコフの顔を見ていない、でもオーラは見えることがうかがえます。
 なんで犯人はヒュリコフの顔を見てないのでしょう?
 ひとつの大きな部屋にいる者同士、当然顔を見てるはず。
 明らかに、おかしいのです。

 そしてその犯人は……独断でもって想像します。
 シマノです。

 ただ一人残った十四王子の従者。あの機転の利くおばさんではないでしょうか。
 理由はあります。
 犯人の述懐です。
 この「顔は見えないけどオーラは見える」とはどういう状況でしょうか?

 盗聴器である程度状況はつかめても、オーラは見えません。
 隠しカメラでは、オーラも顔も見えます。

 私が考え付いた答えはただひとつ。
 ――シマノが王妃のいる部屋から見てる、です。

 先週、このセリフを言ったとき、全体の立ち位置が出てきました。
 ヒュリコフは参加者に顔を向けて、王妃のいる部屋に背を向けているのです。

 王妃のいる部屋からは背中しか見えません。
 だからこそ、オーラは見えるけれども顔は見えないという状況が成立したのではないでしょうか。

 また、もうひとつのヒント。
 犯人の述懐に、ターゲットは十人、とあります。
 この数は、第一王子~第九王子までの参加者+第一王子の見張り1名-第三王子の私兵の数なのです。

 犯人がシマノだとしたら、非戦闘員で同じ従者という立場の女性たち四人は除外。
 また、同じ下位王子という点で同盟が組める可能性のある第十三王子の所属も除外。
 同盟が成立した第三王子所属兵も除外。
 しかしすでに交渉決裂している第一王子がつけた見張りはもちろん加算。
 するとどうでしょう。
 ぴったり十人なのです。

 また、蛇が隠れていた場所も問題です。
 椅子の下にいました。
 あらかじめ前もって潜ませておいたとしか、考えられません。

 更にあの人形は、女性形ですね。
 11秒で全身の血を吸い尽くす……! の台詞のコマをよく見ると、胸に隆起があります。

 以上のことから私は犯人がシマノだと推理します。
 そして、この答えが当たりかハズレか、わかる日がなるべく早く来ることを!
 強く強く願っています。

<ジャンプ感想>
 火の丸相撲、1巻から読んでみたら正当派の普通に面白い漫画でした。
 そしてドクターストーンも読んでみたらすごく面白かったです。
 ハンターが休載していると買わないのでノーマークでしたが、ちゃんと読んでみると面白いわー。
 ワールドトリガーが早く復帰してくれることを心よりお祈りしています。




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