<あらすじ> 第九王子(ハルケンブルグ王子)は、父に手紙を渡そうとするものの、警備の壁に阻まれて手紙を託すにとどまる。
一方、クラピカの講習会ではまたも死者が。今回は第四王子の私設兵ミュハン。
そのせいで講習会が流れかけるが、ベレレインテの発言で「講習したいものは残り、そうでない者は去れ」に変わる。
第三王子の能力はいまだ不明。
カチョウ王子についているセンリツは、モスキート音でカチョウ王子とコンタクトすることに成功。
それぞれの王子が、懸命に生き残ろうとしている。
そして、第四王子は特質系と判明。
<感想> 第三王子の感想にはまったく同感。
コインが何らかの触媒になり、何らかの条件を満たせば何らかの能力が発動する模様……って何もわからんと同意義だな!
なんとなく遊戯王に通じるニオイがする……。
ポーカーとかと同じで、コインで役を作るとその役の能力が発動する、という。ファイナルファンタジーのギャンブラーの能力と同じやつ。
でもそれはホントに何もわからないってこと。
役を作るにはどうすればいいのか、その役にどんな効果があるのか、何もわからないんじゃ今のところはどうしようもない。
でも、フウゲツ王子の能力が思い出の遊具で具現化したように、第三王子の能力も本人の思い出からできている可能性が高い。
たとえば子どもの頃、こういうコインで遊んだことがあるとかね。
そして、カチョウ王子は一生懸命頭を廻して生き残りを図っています。
うん、私はこういう「弱者の弱者なりの賢明な抵抗」が大好きです。
弱いからってそれは無力という意味ではありません。弱いからこそ強者の油断を突くチャンスを手にしているということでもあるのです。
第四王子は特質系。
予想通りですね。テータさん、念を習得したら真っ先に殺されそう……。
けっこう好きなキャラなので、できれば生き残って欲しいのですが……でもそういう助命嘆願をことごとく踏み躙ってきた冨樫先生だからなあ。
というわけで、今週もほとんど動きはなかったのですが、それでも面白かったです。
面白いんだよなあ……。話は進んでないのに、十三人いる王子がそれぞれ懸命に自分なりに一生懸命生きようとしている描写だけで充分面白い。
最初十四人も出てきたときには覚えられないかと思いましたが、今やほとんどの王子がキャラ立ちしているというこの圧倒的キャラ立て力。
ヘンに変人奇人にしなくても十分ひとりの人間としてキャラが立っているんですから、冨樫先生の創作力には脱帽です。
それでは来週もやってくださいますように。
そして、早くワールドトリガーが再開してくださいますように心から祈っています。
余談ですが、この間、初めてのクラウドファンディングをやってみました。
とはいっても、募集をつのる主催者の方ではなく、それにお金を投じる参加者の方ですが。
LUWONという、私が好きで好きで、でも、打ち切りになってしまった漫画がありまして。
ずーーーっと続きを待っていたんですが、再開の気配なく幾星霜……。
しかし、この間ふと検索してみたら、なんと。
クラウドファンディングで、作者の方が
LUWON完結を目指したプロジェクトを立ち上げているではないですか!
もう狂喜乱舞して速攻で参加を決めました。
ふむふむ、支払いはクレジットカードなどいろいろ方法があるのね。
で、企画が成立しなかったら支払った金額は手数料以外はもどってくるのかー。
と、初体験なのでいろいろフムフムと頷きつつ参加しました。
こういうのってすごくいいと思うんですよ。
打ち切りになってしまった漫画をもう一度再開したい、完結したいと作者さまが思っているとき、こうしてクラウドファンディングでその資金を募るっていうのはすごくすてきな考えだと思います。
少なくとも私はLUWONが好きなのでこうしてクラウドファンディングで完結の可能性が見えて嬉しかったですし、同じ思いの人は最低でも四十人以上いました。(参加者数)
これからもこういう一つの流れができるといいですね。
しかし、このLUWON完結プロジェクト、まだ集まったのは募集金額のうち半分……。
期限まであとひと月。
どうか、皆さま。
とっても面白い漫画です。
作者さまみずからマンガ図書館ZというところでLUWONを公開していらっしゃいます。
こちらです。
LUWONのストーリーは、
LUWONというゲームをやった少年が、LUWONの中の魔法を現実世界でも使えるようになってしまう。
ゲームを進めて多くの魔法を使えるようになれば、現実世界でも同じ魔法が使えるようになる。ルーラから始まり、回復魔法や炎や風など様々な魔法を。
主人公のクロヤは驚きながらもその力に魅了され、現実世界で起きる様々な出来事を魔法で解決していくが……?
というもの。
クロヤがガラスの十代らしいとんがった性格で、私はこの子大好きなんですが、ちょっと好き嫌いのある性格かもしれません。
でも私は彼の若者らしい不器用な生き方がもう「可愛いなあ!」と思ってしまうんです。
無料で
こちらで読めますので、読んで面白いと思って下さった方、続きを読みたいと思って下さった方、どうか完結のための力をお貸しくださいませ。
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