ハンターハンター377話「画策」感想
<あらすじ> カチョウ王子は脱出の準備を着々と進める。
そして、幻影旅団はヒソカ狩りの準備をし始める。
イルミもまた、ヒソカ本人からヒソカを狩れという依頼を受けて乗船。旅団の一員となっていた。
<感想> 今週は物語をタタミに来ている印象が強いですね。
特に幻影旅団の中にイルミがいて、ヒソカ狩りの依頼を受けているっていうのが大きいかな。
え-と思ってしまったんですね。
強い敵が好きな殺人マニアのヒソカのこと、いかにもありえそう……とは思えませんでした。この依頼。
それならずっと前、それこそ出会った時からやってるはずだし。
イルミとヒソカの、お互いの実力を認め合いつつ協力しあうっていう関係がわりといい感じだったのに、急に壊しに来たのは何故かな、と。
あとイルミもイルミで、あの状況で「リスクなしドラゴンボール」のキルアをほっぽいて、最低でも数か月は戻れない船に乗船するっていうのがどうにもわからない。
でもこのキーワードがあれば、違和感がすんなり解消されるんです。
――ヒソカの寿命はあとすこし。
それならヒソカがヒソカ狩りをイルミに依頼するのもわかるし、イルミもキルアをしばらく放置して船に乗船するのもわかるというものです。
更に、そこにクラピカがいる意味も。
現在までの幻影旅団の状況としては、まず
1 ボスの解呪のためにグリードアイランドで活動し、
2 ヒソカの助力でそれが叶ったらボスの依頼の報酬としてヒソカとの追いかけっこをする。
3 準備を終わらせて闘技場で準備万端ヒソカを狩る。
4 ヒソカを狩ったと思ったら生きていて、船内でヒソカvs幻影旅団を繰り広げている最中
なわけで。
たぶん、旅団が船に乗ったのはお宝があるっていうこととプラス、クラピカもまた乗っているっていうのがあると思うんですよ。
旅団から見れば、まっさきで始末すべき敵ですもんね。
ウボーとパクノダの仇。団長に念の鎖をつけ、自分たちを不倶戴天の敵として恨み呪っている敵。
今はそれ以上に優先すべき敵がいるから放置されていますが、逆に言えば、ヒマができたらすぐにクラピカに行くでしょう。
ってわけで、がんばれ、ヒソカ。
そしてカチョウ王子は予想通りにツンケンした態度は妹のためと判明。
いい子だなー。頑張って脱出してほしいものです。
以上。
今週は話に動きがありませんでしたので、こんなところ。
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